GOGO スイカ親善大使 真鍋が行く!~in山形県 後編「第三回尾花沢スイカコンストとJAみちのく村山すいか生産部会 部会長 鎌田政光さん」
真鍋「こんにちは、スイカ親善大使真鍋です!」
加藤「お供の広報担当加藤です!・・・くっ・・・(´;ω;`)」
真鍋「あら、どうしたの?」
加藤「目、目にスイカの汁が・・・(´;ω;`)ノ)」
真鍋「なに泣いてるの~。 私たちの産地リポートは終わっても、スイカの夏はまだまだ終わらないわよ! さぁて、しんみりしているヒマはありません。しかも今回、いきなりでびっくりしたのですが、、、、なんと今回、スイカ親善大使真鍋、道の駅尾花沢「ねまる」10周年記念第三回尾花沢スイカコンストにゲストして招待されたのです!!」
加藤「しかも。このようなポスターにまでのせていただきました!」
真鍋「きゃぁぁぁぁ!! いいのかしら!? 光栄です! そしてもちろん、がんばってまいりましたよ! スイカコンテストだけあって、たーーーくさんの素敵で美味しいスイカも登場し、覇を競う、まさにスイカのプロレスのような素敵イベント! まずはスイカコンテストからお伝えします!」
※注:スイカ親善大使はスイカとプロレスにはとても興奮します。
さて、スイカコンテストでは、この「おっきい部門」と「美しく・ん~まい部門」でエントリーが行われました! 写真は見事選ばれた生産者の皆さま(と私)です。
会場では次々と受賞たちの入選発表! みな、手にした賞金と賞品を誇らしげに掲げ、次も絶対に入賞するんだ、と意気込んでいました。こうして生産者たちが誇りを持てて、楽しく競い合える場ってすてきですよね!
どの受賞者のみなさんも、ご自分のスイカに誇りをもってますし、「次は優勝するぞ!」と、いきこんでいます。ちなみに、美し・ん~まい賞で優勝した西塚さんは、まだお若いにも関わらず、賞金の使い道を聞かれたとき、「研修旅行のために貯金します」と答えてました。
いいですね! またスイカのレベルアップにつながりますものね!
もちろん真鍋も登壇し、ゲストとして会場を盛り上げるお手伝いをさせていただきました!
改めてスイカ倶楽部の活動についてお伝えしたり、会場に来ている方々に、スイカの持つ健康効果、美容効果にもお話しをさせていただきました。
驚いたのは、まさか尾花沢市の加藤 国洋市長とまたご一緒できたことです!
東京ミッドタウンでのイベントで御一緒させていただいたことも覚えていていただいて、とっても光栄です! 楽しいかけあい、市長の尾花沢市とスイカへの愛。たっぷり聞かせていただき、かつ真鍋への応援までしていただき、感激でした!!
そんなわけで、スイカ親善大使としてのゲスト出演終えて、いよいよ今期最後のスイカ畑へ!!
お邪魔させていただいたのは、JAみちのく村山すいか生産部会 部会長 鎌田政光さんです。
真鍋「こんにちは、スイカ親善大使の真鍋です。今日は取材させていただき、ありがとうございます。お仕事中に失礼します」
鎌田「いやいや、ここはね、少し尾花沢では遅い方で、昨日から出荷でね。今年は始まったばっかりだよ」
真鍋「そうだったんですね。これからがまさに本番ですね。でも、畑をみるととても立派なスイカが多いですね! 何かコツがあるんですか?
鎌田「いやぁ、こつだなんて。うちのスイカは祭りばやしだからね。そこは問題ないかな」
真鍋「そうなんですね。鎌田さんは、昔からずっとスイカを育てていらっしゃるのですか」
鎌田「そう。50年になるかな。でも昔は養蚕とかも手掛けていてね。でも段々と衰退するにあたり、スイカを始めたんだ」
真鍋「そうだったんですね。スイカを育てる魅力ってなんですか」
鎌田「難しいね。(笑)いろいろとあるから。もちろん立派に育っていい値で売れるのもうれしいし、なにより美味しいねと言ってもらえることかな」
真鍋「やっぱり生産者さんはそこですよね! 鎌田さんが美味しいと思うスイカってどのようなスイカなんですか」
鎌田「そうだねぇ、今は糖度が13度、14度ってあるじゃない。でも、僕は、甘さはほどほどで、さっぱりしたのが好きかな」
真鍋「分かります! 上品な甘さになって、そちらを好む方も多いですよね。多くの方の話をうかがっていて、「甘さ」一つとっても、多くの好みがあるんだなと改めて気づかされました」
鎌田「そうそう、甘ければいいってものでもないのが、難しいところ。12度くらいが個人的にはベストだと思う」
真鍋「なるほど~。スイカの最適の甘さがあるはずというお考えなんですね。他の産地のスイカとも比べたりするのですか」
鎌田「うん、前半期のスイカは九州から始まってくるでしょう。それを僕は食べ比べていくよ。ほかの人のも興味あるからね、やっぱり(笑)」
真鍋「そうやって研究もされているのですね。後継の方にもやっぱり研究結果は、伝えていかれるんですよね」
鎌田「若い人はがんばってて、畑なんて僕の三倍くらいの面積やってる人もいるから。どんどん育てていかないとね。他の産地のも勉強にはなるけど、地元にあったスイカづくりというのは、やっぱり先人から伝えていかないと」
そうにっこりとほほ笑む鎌田さん。そして最後にこうおっしゃいました。
鎌田「ただ、どんなに研鑽をつんでも、毎年満足はできないよねぇ。絶対何か一つは欠点があるから、来年はこうしよう、次はこうしよう、とある。それに自然が相手だから、去年がよかったからって、今年も同じようにはできるとは限らないしね。スイカづくりはずっと手探りの積み重ねだね」
そう語るお顔は、とても誇りに満ちていた。真鍋にはそう感じられました。
さぁ、これで、熊本から始まった産地取材リレーも、いよいよ終わりです。
いかがでしたか?
日本全国のスイカの生産者さんや、スイカに携わる仕事や施設。色んな人たちの仕事が折り重なって、あの美味しいスイカが、私たちの手元に届きます。
真鍋は改めてそのことを実感し、スイカへの愛がまた深まりした。
皆さんにとっても、そうであることを願います。
さぁ、しめはやっぱりこれです!
「スイカーーーー、愛してるぞーーーーーーーーー!!!!」
スイカ畑の中心で愛を叫ぶ真鍋。
スイカとスイカの皆さん、そしてスイカに関わるすべての方に向けて、ど本気で愛をこめて叫びました!
来年も、スイカ畑で真鍋をつかまえて♪